トレーナーの石原幸洋です。
昨日は、習志野市の中学校野球部に行ってまいりました!
前職時代に定期的に指導に行かせていただいていたチームの先生から、
改めてご依頼をいただき、実現しました。
ありがとうございます!
先生からのご要望は、
①ウォーミングアップの再構築
②体幹トレーニングメニューの再構築
③クールダウンなどで使えるストレッチの導入
が主なものでした。
これまで、およそ40チームのスポーツチームに指導に行かせていただきましたが、
ほとんどのチームで私がまず最初に必ずチェックして、修正することが多いのが「ウォーミングアップ」です。
最大の理由は、
そのチームの選手たちの動き方、身体の特徴やプレーの特徴、ケガのリスクなどが最も分かりやすいこと
です。
トレーニングの原則として、「個別性の原理」というものがあります。
「一人一人の身体は違うため、個々に合ったトレーニングメニューを処方しないといけない」というものですが、
チームの場合は個々のチェックに時間をかけることが難しいのです...
そのため、ウォーミングアップを通して、選手個々の特徴をざっくり掴み、そしてチーム全体としての傾向を見ることが重要になってきます。
その、「選手個々の特徴をざっくり掴み、そしてチーム全体としての傾向を見ること」から生まれる、
「チームとしての最大公約数」の課題を見つけ出し、改善策を組み立てる。
これが、チーム全体で行うトレーニングプログラム、として形となるんです。
そして、私がウォーミングアップを重視する、もう一つの理由は、
「唯一、毎日継続して行うプログラムだから」です。
ウォーミングアップには、身体を温めることでケガを防ぐ、正しい身体の動かし方を身につける、スポーツの特性に合わせて動きを作っていく、などの重要な役割などがあります。
そこに必然的に、「そのチームの課題の改善策としてのメニュー」が組み込まれて、ウォーミングアップのプログラムの一連の流れが完成します。
ということは、ウォーミングアップは、
「毎日継続して行う、トレーニングプログラム」という見方もできるんです。
実は、中高生、時には大学生以上のクラスの選手でも、
「ウォーミングアップって、何のためにやるのか?」という質問に、答えられない選手が多いんです...
「毎日やらざるを得ないから...」「練習前にやるもの、っていう習慣だから」
というくらいのものとして扱われているチームが多いのが現実です...
そして、新入生ほど、「先輩の真似をしてこなす」ところからのスタートなので、理解できる割合は下がります。
私がこのチームで念を押して伝えたのは、
①とにかく大きく身体を動かすこと
②ウォーミングアップの質(クオリティ)を100点満点にしておくこと
③チーム全員で、声と動きを揃えること
の3点です。
細かく意識を持ち、はつらつと、質の高いウォーミングアップをやった後は、
「あ!動きやすくなった!!」
「スイングの動作もしやすい!」
「ボールが投げやすい!!」
という、意外と即効性が高い変化が出るものです。
昨日のチームでも、その驚きを伝えられたので、
そのイメージを継続してくれることを期待しています!
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